『恋人も濡れる街角』 中村雅俊
この曲が流行っていたころは小学校4年生で、なんとなくいい曲だなぁというのが最初の印象。
当然ながらそのころは歌詞の意味もわからず、成長するにしたがって、エロい曲であることが分かった。
作詞作曲は桑田佳祐。なるほど。
性に対して現代よりも開放的では無かった時代にずいぶんと攻めた歌詞だ。
ちょうどそのころ、ベビースターカップラーメンの懸賞でラジカセが当選した。
テレビに近づけてカセットテープに録音していたことを思い出す。
不思議な恋は 女の姿をして
今夜あたり おとずれるさ
間柄は遠いけど
おまえとはOK今すぐ
YOKOHAMAじゃ今 乱れた恋が揺れる
俺とお前の まんなかで
触るだけで感じちゃう
お別れのGood night 言えずに
ああ つれないそぶりさえ
よく見りゃ愛しく 思えてく
ただひと言でいいから
感じたままを口にしてよ
愛だけが 俺を迷わせる
恋人も 濡れる街角
港の街に よく似た女がいて
Shyなメロディ 口ずさむよ
通りすぎりゃいいものを
あの頃のRomance忘れず
ああ ときおり雨の降る
馬車道あたりで 待っている
もうこのままでいから
指先で俺をいかせてくれ
愛だけが 俺を迷わせる
恋人も 濡れる街角
女なら くるおしいままに
恋人も 濡れる街角
1982年9月1日発売